12月15日に欧州医薬品庁(EMA)が小児用プラジカンテル「arpraziquantel」に対して肯定的な科学的見解を示しました。
arpraziquantelは子供たちの住血吸虫症を治療するために開発されている薬です。
小児用プラジカンテル・コンソーシアムが開発を主導しており、日本からはアステラス製薬が参画しています。
また、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)も開発資金を拠出しています。
今回のEMAの決定により、arpraziquantelを子供たちの手に届ける取り組みがいっそう進むと期待されています。