ウェビナー「医薬品・医療機器の国際展開を目指した公的支援」
主催:長崎大学熱帯医学研究所NTDイノベーションセンター/日本顧みられない熱帯病アライアンス
日時:2021年5月21日(金) 15:00-17:00
登録(無料): https://zoom.us/webinar/register/WN_Rht69qGHTyGqz_kt9RSuFw
要旨
長崎大学は、令和元年、令和2年と厚生労働省のWHO事前認証及び推奨の取得並びに途上国向けWHO推奨機器要覧掲載推進事業を受託し、グローバルヘルスにかかわる医薬品・医療機器の国際展開を推進するため情報収集、ネットワーキング、セミナー開催を実施してきました。事業を実施する中で、日本には優れた技術シーズをもつ企業がたくさんある一方、それらの企業には中小企業が多く、自社のみで海外展開することの課題も見えてきました。そこで、現在、この課題を克服するひとつの方法として、公的支援に着目し、現地ニーズの把握から研究開発、国際市場参入という開発ステージごとに利用可能な公的支援を洗い出し、マッピングする作業を進めています。今回のウェビナーでは、この成果を皆さんと共有するとともに、医薬品・医療機器の国際展開に対する公的支援を実施している主要な公的機関からの情報提供と企業からの事例紹介を行います。
アジェンダ(敬称略)
医薬品・医療機器の国際展開にむけた公的支援について | 長崎大学熱帯医学研究所NTDイノベーションセンター長 金子 總 |
経済産業省およびJETROにおけるヘルスケア産業の海外展開支援 | 経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 国際展開推進室 秀嶋 由理子 / JETRO市場開拓・展示事業部 海外市場開拓課 課長代理 藤本 勉 |
JICAによる中小企業・SDGsビジネス支援事業について | 独立行政法人 国際協力機構(JICA)民間連携事業部 企業連携第二課 大塚 和哉 |
開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業について | 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)医療機器・ヘルスケア事業部 医療機器研究開発課 石黒 稔 |
アフリカにおける官民連携事例 | シスメックス株式会社 海外事業推進部 国際協力事業グループ |
カイコを用いたタンパク質生産プラットフォーム〜新型コロナウイルス感染症対応への展開〜 | KAICO株式会社 開発・営業マネージャー 谷口雅浩 |
公開ディスカッション「医薬品・医療機器の国際展開を推進するために」 |
本ウェビナーは終了致しました。
ウェビナー「途上国の感染症対策に資する診断薬開発を推進するために」(第2弾)
主催:長崎大学熱帯医学研究所NTDイノベーションセンター/日本顧みられない熱帯病アライアンス
日時:2021年1月29日(金) 10:00-11:30
要旨
マラリア、結核、顧みられない熱帯病。新型コロナウィルスの世界的流行の陰で、これら旧来の感染症は、なお、途上国の人々の生命や暮らしを脅かし続けています。これらの感染症対策を進めるうえで足かせのひとつとなるのが、良質で使いやすい診断薬の不在あるいは不足といわれています。とりわけ、顧みられない熱帯病に関しては、必要な診断薬を開発できるかどうかが、今後10年の対策の成否をわけると言えるでしょう。長崎大学NTDイノベーションセンターでは、日本国内での診断薬開発と国際市場への上市を促進する目的で、主に企業を対象とした連続ウェビナーを開催しています。第2回目となる今回のセミナーでは、国際市場をターゲットとした感染症診断薬の開発戦略と診断薬技術の紹介を行い、日本企業に共通する国際市場参入への障害とそれに対して企業がどのような支援を必要としているかについて参加者のみなさんと議論する場を設けます。
アジェンダ(敬称略)
国際市場をターゲットとした新規診断法の開発戦略 / Foundation for Innovative New Diagnostics (FIND) Marta Fernandez
イムノクロマト法応用の可能性:狂犬病 / アドテック株式会社 小林行治
POCTとしてのSTH-PAS、その基本技術と応用:デング熱、コロナ等 / 株式会社TBA 川瀬三雄
バイオナノカプセル技術を用いた高感度抗体センサー技術:リーシュマニア / 株式会社ビークル 郷保正
公開ディスカッション「国際市場参入への障害と日本政府の支援」
おわりに / JAGntd 吉岡浩太
以下のウェビナーは終了致しました。下記より録画と発表資料をご覧いただけます。
「途上国の感染症対策に資する診断薬開発を推進するために」(第1弾)
日時:10月30日(金) 10:00-11:30
要旨
マラリア、結核、顧みられない熱帯病。新型コロナウィルスが世界の耳目を集める陰で、これら旧来の感染症は今でもなお、途上国の人々の生命や暮らしを脅かし続けています。現在、マラリア、結核、顧みられない熱帯病の対策は世界中で進められていますが、対策を進めるうえでの足かせのひとつが、良質で使いやすい診断薬の不在あるいは不足といわれています。とりわけ、顧みられない熱帯病に関しては、必要な診断薬を開発できるかどうかが、今後10年の対策の成否をわけると言えるでしょう。長崎大学NTDイノベーションセンターでは、日本の関係者の診断薬開発への参画を促進する目的で、主に企業を対象としたウェビナーを企画しました。今回のセミナーでは、診断薬開発のニーズや承認プロセスに関する世界的な潮流、日本企業による診断薬開発の事例、GHIT Fund(グローバルヘルス技術振興基金)が投資を行なっている製品開発プログラムについて情報を提供します。
アジェンダと発表資料(敬称略)
世界保健機関(WHO)による診断薬承認プロセスの動向 / 長崎大学NTDiセンター 金子聰
結核の診断薬開発ニーズ / ストップ結核パートナーシップ 竹中伸一
マラリアの診断薬開発ニーズ / マラリア・ノーモア・ジャパン 狩野繁之
顧みられない熱帯病の診断薬開発ニーズ / 日本顧みられない熱帯病アライアンス 吉岡浩太
途上国を対象にした診断薬開発の事例:課題と展望 / 栄研化学株式会社 森安義
診断薬を含む途上国における製品開発助成プログラムの紹介 / GHIT Fund 浦辺隼
- ウェビナーの録画(一部抜粋)