募集要項
「第二回顧みられない熱帯病コンテスト」
顧みられない熱帯病とは?
顧みられない熱帯病 (NTDs: Neglected Tropical Diseases)はWHOが定義する21の疾患群で、主に熱帯地域の貧困層を中心に現在も16億もの人々が感染のリスクにさられています。NTDsの多くは貧困や不衛生な環境で起こります。そのため、これらの病気の多くは環境改善等により予防することができると考えられています。NTDsの中には失明や身体の奇形、深刻な皮膚疾患などを引き起こし、社会活動への参加が困難になることや差別など、生涯に渡って患者本人やその家族などに大きく影響するものもあります。
NTDsの制圧は、持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)のTaget3.3には「2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。」と定められています。さらに、NTDs対策はGoal 3だけでなく、多くの目標達成に貢献することが知られています。このように、地球や人類のより良い未来を作るためにはNTDsの制圧が欠かせず、世界が一体となって対策を促進する必要があります。
地球上のすべての人に健康が行き渡る世界の実現のため、皆さんも一緒にNTDsについて考えてみませんか?
コンテスト開催要項
①コンテスト概要
毎年1月30日は、世界保健機関(WHO)が承認している「世界NTDの日」です。NTDsは熱帯病と名付けられていますが、日本との関連は少なくありません。一部のNTDsは依然として日本にも存在しています。また、日本政府だけでなく多くの企業や組織が、治療薬の開発や製造、研究など幅広い面から貢献しています。
本コンテストはユース世代にNTDsについて広く理解や関心を高めてもらうことを通して、私たちにできることを考えることが目的です。なお、国際的に展開される「世界NTDの日」関連イベントの一環として実施されます。
②募集テーマ
A部門:わかりやすく伝える部門〜NTDsって知っている?〜
〈提出物〉最大3分の自由な発想かつ自由な形式の動画
第一回最優秀賞:https://youtu.be/vZanSQFi_AU?si=YAZtO_iR3At6xEiA
B部門:日本ができることを考える部門〜NTDsを制圧するために〜
〈提出物〉以下の3点に触れた2000字以内の文章
- 日本に住む私たちがNTDsに貢献する意義
- 取り組みたいNTDsの課題とその背景
- 具体的な解決方法と実現可能性
第一回最優秀賞:https://youtu.be/6Lxjd1R7PN0?si=TcCy6jrr2z10wmi6
③応募資格
- 中学校、高等学校、大学(短期大学・大学院・放送大学を含む)、高等専門学校、専修学校(高等専修学校・専門学校を含む)教育機関及びそれに準ずる機関に所属する日本在住の生徒・学生であること。*なお、学生であれば年齢制限はありません。
- 2025年1月11日(土)の最終審査会に、チームメンバーから最低1名以上参加できること。なお、最終審査会は東京都内の会場もしくはZoomでの参加が可能です。
- 世界NTDの日である2025年1月30日(木)の表彰式(Zoomでの実施予定)に、チームメンバーから最低1名以上参加できること。
- U18特別賞の受賞はチーム全員が18歳以下であることが条件であり、最優秀賞など他の賞との重複受賞の可能性があります。
④応募規定
- 作品は日本語もしくは英語のものに限ります。言語の選択は選考に一切関係しません。
- 応募点数に制限はありませんが、一次審査を通過する作品は1チームごとに1作品を上限とします。
- 必要事項を応募フォームへ不備なく記入してください。
- 作品の著作権は世界NTDの日・日本実行委員会に帰属します。
⑤応募条件
- 個人でもグループでも応募可能ですが、グループの場合は最大4名で代表者を決めること。
- 作品は応募者自らが書いたものであり、盗作や不適切な引用などをしておらず他のコンクール事業などで発表していないものであること。
- 最終審査会および表彰式では、広報や取材を目的として写真や映像を撮影することに同意すること。
- 受賞者の氏名や写真を主催者及び構成団体となどで発信することに同意すること。
- 主催者および構成団体、また主催者が必要と認めた媒体などでよって作品を用いた広報活動を行うことに同意すること。
応募方法について
応募はそれぞれの部門ごとに、以下の専用フォームより応募してください。
応募締め切り:2024年12月10日(火)23:59
〈個人情報の取り扱い〉
当コンテストの実施及び選考に際して世界NTDの日・日本実行委員会および最終審査委員に共有する可能性があります。ただし、当コンテストの実施にあたり取得した個人情報は、受賞作品の発表、受賞に関する通知等、本件に関連する用途でのみ使用します。法令等により開示を求められた場合を除き、本人の同意なしで第三者へ提供することはありません。なお、応募作品による著作権侵害などの問題が生じた場合は、応募者の責任となります。
賞について
①賞(副賞)
- 最優秀賞(A部門・B部門から各1チームずつ、計2チーム):賞金10万円
- U18特別賞:図書カード2万円
- GHIT賞「パートナーシップを通じての課題解決」:図書カード2万円
- 日本製薬工業協会賞:「いっしょに届けたい、くすりと想い」:図書カード2万円
②選考基準について
A部門:わかりやすく伝える部門〜NTDsって知っている?〜
- プレゼンテーションの基本的な完成度
- プレゼンテーションの独自性
- NTDsに関する情報の正確性
- NTDsのことを知らない日本人にとっての分かりやすさ
- 各賞独自の審査基準
B部門:日本ができることを考える部門〜NTDsを制圧するために〜
- 書類やプレゼンテーションの基本的な完成度
- NTDsへ日本が貢献する意義の説得力の高さ
- NTDsの課題と背景への理解度
- 実現可能性の高さ
- 各賞独自の審査基準
③審査方法について
〈一次審査〉
審査担当者:世界NTDの日・日本実行委員会
選考方法:選考基準に基づき、倍率3倍程度を一次審査通過とする。
〈最終審査〉
審査担当者:最終審査委員(後日発表)
選考方法:各審査委員による評価を点数化する。
発表形式:自由な形式のプレゼンテーション(A部門・B部門 共通)
発表:5分
質疑応答5分
④受賞作品の決定
以下の点を総合的に評価して、受賞作品を決定します。なお、スポンサー賞については独自の選考基準により受賞作品を決定します。
〈A部門〉
- 一次審査の評価
- ソーシャルメディアでの応募作品の発信力の高さ
- 最終審査による評価
〈B部門〉
- 一次審査の評価
- 最終審査による評価
主催団体について(2024年10月23日時点)
【主催】世界NTDの日2025・日本実行委員会
【事務局】一般社団法人NTDs Youthの会
【構成団体】公益社団法人公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、日本製薬工業協会、長崎大学熱帯医学研究所/日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)、特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)
【協賛】公益社団法人公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)、日本製薬工業協会、特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)、公益財団法人 大山健康財団
【後援】調整中
お問い合わせ先
【世界NTDの日2025・日本実行委員会 事務局】
一般社団法人 NTDs Youthの会
〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3-6-1 小森ビル4A
TEL: 080-2741-3952
E-mail: contest@@ntds-youth-japan.org(@を一つにして送信してください。)
Webページ: https://www.ntds-youth-japan.org/
Line: https://lin.ee/KEQrSa1 (チャットにて対応可能)