キガリサミットの開催報告及び各国署名のお知らせ

先月6月23日にルワンダの首都キガリで開催された「マラリアと顧みられない熱帯病に関するキガリ・サミット」にて、熱帯病制圧に向けたパートナーシップである「キガリ宣言」の署名が行われました。

ルワンダ共和国のポール・カガメ大統領が主催したキガリサミットでは、政府、国際機関、フィランソロピスト、民間セクターからの資金提供を含め、総額40億米ドル以上のコミットメントが表明されました。また、NTDsの予防と治療のために製薬会社から180億錠が寄贈されました。

また、資金調達の停滞やCOVID-19の流行による、マラリアやNTDsの再流行という緊急の脅威に対応するため、サミットでは、2030年までにこれらの疾患の撲滅に向けた進捗を加速させるためのリーダーシップと行動を示し、政治の意思を集結させる意思が当事国から表明されました。これらの国々はさらに、他のグローバルリーダーに対し、NTDsに関するキガリ宣言を支持し、資源を投入することによって支持を示すよう求めました。

サミットの模様はこちらのレポートにまとめられています。

キガリ宣言には日本からも、以下をはじめとした産学官の組織が署名しています。
日本国政府(外務省・厚労省)、エーザイ栄研化学、長崎大学 

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