【ニュース】アフリカ地域の健康寿命が20年間で一人当たり10年増加

報告書「WHOアフリカ地域におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジの追跡2022」によると、アフリカ地域の健康寿命(個人が良好な健康状態にある年数)は、2000年の46年から2019年には56年に延びました。世界平均の64歳をまだ大きく下回っていますが、同期間において、世界の健康寿命はわずか5年しか伸びていません。この増加は、同期間における世界のどの地域よりも大きいものでした。一方で、同報告書では新型コロナウイルスの影響によりこの成果が脅かされる可能性も指摘されています。

健康寿命の増加はしっかりとしたキャッチアップ計画が制定されない限り、COVID-19のパンデミックの影響によって損なわれる可能性があります。平均して、アフリカ諸国は、他の地域と比較して、新型コロナによる必須サービスの中断が大きいと報告しています。2021年のWHOの調査に回答した36カ国の90%以上が、必須保健サービスの1つ以上の中断を報告し、なかでも予防接種、顧みられない熱帯病、栄養サービスの中断が多く見受けられました。

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