論説:住血吸虫症対策をすべての年齢層へ

Trends in Parasitology に掲載された論説で、これまで学齢期の児童を対象にしてきた住血吸虫症対策を全年齢層へ拡大すべきとの意見が提示されました。GHITが開発をサポートしている小児用治療薬についても言及されています。

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WHO:NTD診断薬技術審議会の報告書

昨年10月にWHOが開催した第1回NTDs診断薬技術審議会の報告書が発表されました。疾病ごとに現在使われている診断技術と今後の開発が待たれる診断薬が整理されています。

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シャーガス病の診断・治療薬のランドスケープ分析報告書

Unitaidがシャーガス病の診断薬と治療薬の市場を分析し、その報告書を公開しました。今後、既存ツールの使用拡大、新しい診断薬や治療薬の開発、需要やニーズの情報把握が必要だとしています。Unitaidでは、新規医薬品へのアクセスを妨げる障害を取り除き、いくつかのシャーガス病蔓延国における先行導入をサポートするそうです。

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書籍紹介:Under the Big Tree: Extraordinary Stories from the Movement to End Neglected Tropical Diseases

「大きな木の下で」と訳せる標題。表紙には大きなマンゴーの木とその青い実を取ってかじる子供たち。木登りが得意な子もいる。一見のどかな風景だが、本書は、この子たちが抱えているであろうひとつの健康問題について書かれている。

昨年発表された本書は、The END FundのCEO、Ellen Aglerが自身の体験や関係者のインタビューを交えながらNTDs対策について記したものである。NTDsに罹るということが低所得国の患者にとって何を意味するのかを生々しく描き出すとともに、この不幸な状況は変えていくことができるという力強いメッセージを発している。とくに強調されるのが、異なる組織が「ともに働く」ことの重要性。NTDsが深刻な健康問題であるとともに、社会開発上は大きな見返りが期待できる投資対象でもある、それを共通の素地として、理解や支援の輪が広がり、アフリカの奥地にまで薬が届くようになる。そのプロセスを追うだけで、ワクワクさせられる。The END Fundは集団投薬を手掛ける組織でありながら、Aglerは薬だけでは問題の根本的な解決にならないことも指摘している点も見逃せない。日本が、自分ができることは何なのか、改めて考えさせられる内容になっている。

ぜひ日本語訳を期待したい。

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1/30 世界NTDの日

医学誌ランセットが2020年1月30日「世界NTDの日」について記事を発表しました。1月30日は、2012年の「NTDロンドン宣言」の記念日だそうです。 #BeatNTDs

The Lancet (2019) 2020: a crucial year for neglected tropical diseases

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