2019年9月17日@英国リバプール
顧みられない熱帯病 NGOネットワーク(Neglected Tropical Disease NGO Network (NNN))の年次会合 「2020年以降のビジョン:多くのパートナーと1つの声」 に参加しました。
以下は、JAGntdが参加したセッション「各国のNTDsアドボカシーネットワーク:NTDsロードマップ(2021-2030)のために力を合わせて」の会合レポートより、要点の抜粋です。
- 日本(JAGntd)のほか、カナダ、ドイツ、スイス、英国、アフリカなど、各国・地域を代表するNTDsネットワークが参加し、来年WHOが発表する予定のNTDs対策ロードマップ(2021-2030)をサポートするため、NTDsの研究とアドボカシーについて議論した。
- 集団投薬(Mass drug administration)では一部のNTDsは消滅できない。新しいWHOロードマップは、診断・治療薬のニーズを再定義する機会となる。加えて、NTDsがもたらす精神的な影響に対処するための戦略も必要である。
- 新しいWHOロードマップで成功を収めるためには、NTDsが蔓延する国でのアドボカシーが重要である。HIVや気候変動運動を参考にする、生物医学ではなく人権問題として扱う、若者による行動などを通し、需要を喚起すべきである。
- NTDsへの投資が、どのように保健システム強化や他の開発目標に資するかを強調したメッセージを発信していく。
報告書全文(英語)は下記よりご覧ください。