日本経済新聞と日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)の共同で「第1回 日経アジア・アフリカ医療イノベーションコンソーシアム(AMIC) NTD部会」が開催されました。
第1回目の部会会合では、産官学民からNTDs対策に関わっている方々をお招きし、それぞれの立場からのNTDs対策に関する課題や問題点についてお話しいただきました。産官学民、それぞれの関心事項がどこにあるのかを探りつつ、部会が具体的な行動計画を策定するに当たっての課題や部会の役割についての共通認識を醸成し、その後の議論展開に向けてのきっかけになる議論が重ねられました。
今後は国際会議の動向を踏まえながら、部会に何ができるかについても検討を進めてまいります。
当日の議事録はこちらよりご確認いただけます。
■概要
日時:6月3日(金)
事務局:日本顧みられない熱帯病アライアンス(JAGntd)
場所:オンライン開催(zoom)
■プログラム(敬称略)
NTD部会とは
平山謙二(長崎大学)
ご挨拶
秋野公造(参議院議員 顧みられない熱帯病の根絶を目指す議員連盟事務局長)
外からみた日本のNTDs対策
矢島綾(WHO東南アジア地域事務所 NTD地域アドバイザー)
ステークホルダー発表
政府の観点から
江副聡(外務省国際保健政策室)
企業の視点から:NTDs新薬のアクセス課題
樺澤靖弘(製薬工業協会)
NGOの視点から
中谷香(DNDi Japan)
アカデミアの視点から
平山謙二(長崎大学)
■参考資料
JAGntd主催シンポジウム
2020年「顧みられない熱帯病:日本の次の10年の戦略を描けるか?」 報告書
2021年「顧みられない熱帯病に関するキガリ宣言と日本の対応」 報告書