3/10まで WHOが住血吸虫症などの診断薬開発についてパブリックコメントを募集中

WHOが住血吸虫症と土壌伝播寄生虫症の診断薬開発についてパブリックコメントを募集しています。3月10日締め切りです。

 

【詳細】

WHOのNTD対策部は、住血吸虫症と土壌伝播寄生虫症の対策を進める上で必要となる診断薬の要件を定めたTarget Product Profiles (TPP) のドラフトを公開し、一般からのフィードバックを求めています。今回、公開されたTPPは、

1)住血吸虫症のモニタリング評価:就学年齢の子供の有病率が、対策の目安である10%を切っているかどうかを測定するための検査ツール

2)住血吸虫症のサーベイランス:3%の有病率を検知できる検査ツール

3)土壌伝播寄生虫症のモニタリング評価:集団投薬プログラムを開始する、次のフェーズに移る、あるいは終了するといった決定をするための検査ツール

を開発するための指針となることが期待されています。

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